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ビザのおはなしと、3年。
はてさて。
昨日、待ち望んだビザが、
思いのほか早くきたわけですが、
国ごとにいろいろ事情が異なるようなので
もうちょい詳しく書いてみようと思います。


注:2009年8月に申請、9月に受理された場合です。


私が渡英直前のころは、
確かスコットランドの大学で
卒業後1年の就労ビザがもらえ、
イングランドでも理系の大学院をでると
申請できたんだったかなー、と。

ま、なんにしろ、限られた範囲の人が対象で。


私がイギリスへきてから、
それが大学で学位を取った留学生すべてに範囲が拡大。
この時点では就労ビザの期間は1年でした。


そのまた翌年にこの期間が2年に拡大。
まだリセッション前だったからかしら、、
英国政府も気前が良かった笑(でもお金はがっちり取ってくぜ)。


ま、そんなわけで、
私は2年のビザを申請したわけです。


このビザ、平たく言えば

「学位もとったことだし、ちょっと試しに
イギリスで限られた期間だけど就職活動してみちゃう?」


ていうもので、
申請の時点で必要なのは、
学位取得の証明と、当面の生活費。

仕事が決まっている必要はありません。


2年のビザの範囲で仕事をさがし、
働いてみたり、転職してみたりも自由です。
(仕事があれば・・・)


こんなご時世なので、
そのビザがあっても仕事はパートタイムとか、
フルタイムでも飲食店とか、、、という人が
周りにも多いので、

知り合いの日本人の中で
今までこのタイプのビザ取った人いないかも。。



私の場合、日本に帰るメリットがあるわけでもないので
(日本だろうとイギリスだろうと就職の口は多くないし
conservatorという職業が一応確立している分、
イギリスにいる方が希望にそったポジションがある、とか)

迷いもなくビザ申請しました。




2006年9月11日にヒースローに着き
(そんな日に空港って大丈夫か、とちょっとドキドキした)
あさってには3年がきちゃう。。


今日、博物館のボランティアにいって、
いつも送ってくれるヘザーが居なかったから
駅にいって電車を待ちながらそんなことを考え、


いままで何度も、失敗ばっかりして、
もっと入念に準備してれば、とか
追試をうけたり、卒論延長したり、
ここまでくるのさえ3年もかけて、


渡英前だって、
勉強も仕事も、なにひとつうまくも行ってなかったけど、
そこでもたくさん「〜たら、〜れば」話は尽きないけど、


ドラえもんのタイムマシーンをほしがったのは
手の指で収まりきらないんだけど、


今日ふりかえったときは
「やり直さなくていいな」と思いました。


そんで、いろいろ棚上げしつつ(←)

「わたし、よく頑張ったな」
と思いました。




思った瞬間に、ばーっと涙が出そうになって、
駅で堪えたくらいには、大変な思いでした。

もちろん、楽しいこともたくさんあるけどね。



ま、それでなくとも怠けるのに、
タイムマシーンがあったら大変なことになるので、
ドラえもん、どこでもドアだけでいいよ(←航空券いらず、、素敵)。


また60位台へ!ありがとうございまーす!!
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by yn-cardydd | 2009-09-10 07:09 | イギリスの日々
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